2021年4/11(日)に放送された、ザ・ノンフィクション「放送1000回SP」を鑑賞しました。

ザ・ノンフィクション第1回目がまさかの野茂さんだったとは!
そしてオウム真理教、阪神・淡路大震災とずいぶん硬派な報道番組だったんですねw
筆者も知らない時代の「ザ・ノンフィクション」。
なんだか交際する前の恋人を覗き見るみたいで恥ずかしいですが、筆者にとって避けては通れない道であることは言うまでもありません。

それでは、参りますか。
「放送1000回SP」放送内容
「放送1000回SP」あらすじ https://twitter.com/TNonfiction/status/1378904960096595970
26年の歴史を振り返り、「あぁ懐かしい…」と思ういっぽうで、筆者の知らない頃の放送回はまるで自分が赤ちゃんのときの記憶がないかのような新鮮さを覚えますw
当初の硬派な報道系番組から、徐々にですがスポットライトを浴びることがないような人たちの日常を追うようになり、今日の「ザ・ノンフィクション」に至っていることがよくわかりました。
ホームレス、ホスト、コギャル、暴走族、風俗嬢、テキ屋、大道芸人、その他もろもろ…一斉に登場するとさすがにお腹いっぱいになりますね。
後編を想像するだけで、やや食傷気味です…。
結末と放送終了後のネット民の反応は?

今回はダイジェスト版なだけあって特定の登場人物へのコメントは少なく、総じて「ザ・ノンフィクション」への想いが綴られたものが多かったです。
“「連絡取れなくなった人達、再放送NGの人達多いだろうなぁ」
「ザ・ノンフィクション見てたら息子の将来がますます不安」
「登場人物キャラクター図鑑お願いします! 15000円までなら出します!!」
「先輩中学生か? あれは40代の体やろ」※応援団のやつねw” –
応援団の先輩との入浴シーンをこの1000回SPでぶち込んでくる編集スタッフには、筆者も一本取られた気分です。
なかなかヤりますねw
「放送1000回SP 前編」筆者の感想
ダイジェスト版ではテーマが散発するので、あえて1話だけを回想しつつ手短に取り上げてみようかと思います。
上京物語2009

これは、ザ・ノンフィクションの人気シリーズ「上京物語」。

この記念すべきシリーズ1作目の主人公は沖縄に住む嘉数仁くん(当時18歳)。
仁くんの両親は仁くんが3歳のとき離婚し、父親に引き取られた仁くんは父子2人で暮らします。
家で料理をすることが多かった仁くんの夢は、プロの料理人になること。
定時制高校卒業後は金銭的な事情から専門学校への進学をあきらめ、東京で就職し料理人を目指すことになります。

形だけこの話を聞くと、思わず目頭が少しアツくなってくるでしょう。
しかし、筆者クラスになるとわかるのだが、世間がフツウに感動するような話を押し付けてくるほどザ・ノンフィクションのスタッフはお人好しでない。
こういうときこそ、最大限の注意が必要なのです。
そう、この上京物語2009はシングルファーザー家庭で苦労した子どもが父親に恩返しをするような感動ストーリーとは200%違い、子どもにタカるダメオヤジから逃げるように東京で就職する、マトモな若者を追った異色の上京物語なのである。
仁くんの父親・務(つとむ)さんに思うこと
ここでは1000回SPで放送された、仁くんの父・務さんの行動や名言をじっくりと味わいたい。
服はほとんどが仁くんのお下がり
息子が成長するのを実感できて嬉しいのは良いのですが…。
にしても、仁くん3年とお父さん3年の計6年を着回したジャージの割にはきれいですね、スタッフさん?w
「仕事が決まったから、仁くん5,000円貸~し~て♡」
漂流家族の竹下家もそうですが、子どもにタカる親って…。
仁くん「俺も頑張るから、おっ父も頑張って」⇒父「……」
仁くん「俺も頑張るから、おっ父も頑張って」
父「……」
「放送1000回SP 前編」まとめ

いかがでしょうか。
「ザ・ノンフィクション」の過去の放送回を少し振り返っただけで、また全部見たくなってしまいますね。
派手で賑やかなTVショーのなかで、敢えて暗部にスポットライトを浴びせてきた26年の異色番組。
とはいいつつも、時代の流れかザ・ノンフィクションに過激な内容が減ってきているのも、また事実です。

ザ・ノンフィクションの一ファンとして、最後にひとことだけ言わせてほしい。
「そろそろYouTubeチャンネル立ち上げて、昔のような過激な人たち出しません?w」
You can follow @bb37194303.
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