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今日は、丸八ホールディングス (3504)の銘柄分析です。

・ ネットネット株指数(P/NCAV)は0.46。
・流動資産に占める現金の割合は72%。
・配当利回り4.29%。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。 https://net-net-value.com/2020/10/09/analysis-3504/
ネットネット株の常連に丸八ホールディングス(3504)という名証2部上場銘柄があります。

この丸八ホールディングスは、寝具の製造販売大手の企業です。

ネットネット株投資家として、この丸八ホールディングスは、果たして「買い」と言える銘柄か、まとめました。
寝具・リビング用品事業を行う企業であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触しません。

2018年には1,000円を超えて推移していましたが、コロナショック時には600円を割り込みました。

現在はリバウンドして700円前後で推移しています。
発行済株式数は1657.9万株ですから、時価総額は116.0億円です。

上場以来、最終損失を計上した年はありませんが、最終利益額は減り続けています。
配当実績は安定しており、現在の配当利回りは4.29%です。
流動資産の内訳を見ると、現金が72%を占めています。
また、負債の内訳を見ると、有利子負債が61%を占めています。
流動資産から総負債を差し引いたNCAV(正味流動資産)は251.7億円になります。
時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.46で、割安なネットネット株に該当します。
過去5年間のNCAVの推移を振り返ると、250億円前後で横ばいの状態が続いています。
コロナが直撃した2020年6月時点での過去12ヶ月間の変化率は+6.8%になります。

流動比率は872.7%で「流動比率が150%以上」という購入基準を余裕でクリアしています。

また、有利子負債自己資本比率は17.6%であり、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準には抵触していません。
役員の保有株式数は59.3万株で、発行済株式の3.6%に達しています。
正味流動資産(NCAV)が横ばいで推移していることや有利子負債が多いことは気になりますが、現金が潤沢であることやネットネット株指数が0.50を割り込んでいることは魅力的です。

分散投資の1つに組み入れておきたい銘柄の一つです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。
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